「神奈川県立フラワーセンター大船植物園」(神奈川県鎌倉市岡本1018)に咲く春バラです。
[Nikon D700 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED]
今回初出動となったD700ですが、困ったことに、いつも花を撮っている70-300mmをD700に装着しても、D300sやD7000などで撮っているような望遠マクロ的な撮り方がぜんぜんできないことがわかりました。
なぜかというと、D300sやD7000だと、300mmレンズが35mm換算で450mm相当になることからいい感じの望遠マクロっぽい撮り方ができるのですが、D700では300mmレンズそのものになってしまい、450mmと300mmとでは、撮れるものが大違いになってしまうのでした。しかも70-300mmは撮影最短距離が1.5mとあって、もっと大きく撮ろうとしても寄ることもできない・・・
たしかに、1.5倍というと、50mmの1.5倍なら75mmで差は25mmほどですが、300mmの1.5倍というと450mmで、150mmもの差がつくのですから、D700ではなんとも短いレンズになってしまうということでした。短く感じられるとは予想していましたが、これほどとは思いませんでした。
しょうがないなぁ、ということで、70-300mmはD300sに装着することにし、D700には 105mm Micro のほうを担当してもらうことにしました。
ところが、このD700と105mm Microとのコンビが、こんどは思わぬことに。
なんと、これまでD300sやD7000ではどうもぐらついたり、ピントをはずしてしまったりと、少々使いづらかった105mm Microが、D700に装着すると、なんとも使いやすいレンズになってくれたのです。
これも、D300sやD7000では、105mmの1.5倍というと157.5mmのレンズに相当しますから、マクロにしてはけっこうな長さになり、ピントの合う範囲もかなり薄くなります。
これが、D700だと105mmそのままに使えるため、この程度ならぐらつきもなくピタッと決められて、ピントもすごく合わせやすく、ボケ具合の調整もなかなかしやすく、ファインダーも見やすくて、とても楽ちんなのです。
これはちょっとビックリ、っていうかおもしろい。
DXとFXのそれぞれの使いみちってのは、なかなか奥が深いかも、、、
でも、もうひとつ問題が。
楽ちんとはいっても、D700と105mm Microとを合わせると重さが2.2kgあまりになります(D700本体:約995g、マルチパワーバッテリーパックMB-D10:約290g、バッテリー2個:約160g、105mm Microレンズ:約750g、それにCFカード)。これはかなりこたえました。
D300sと70-300mmのコンビのほうもほぼ2kgありますから((D300s本体:約840g、マルチパワーバッテリーパックMB-D10:約290g、バッテリー2個:約160g、70-300mmレンズ:約745g、それにSDカードとCFカード)、かなりの重労働。
これまでのD300sとD7000のコンビとはひとまわり違う感じ(D7000本体は約690g)。
両方持って歩き回って、撮影を終わってみると、両方の腕やら指(握力)やら手首やら、えらい疲れでもうヘナヘナ、まるでずっとダンベル持って筋トレやってたみたいでした。
重いってのもね〜、けっこうたいへんだ。
まあ、どっちみち筋トレはしなくちゃならないので、ちょうどいいといえば、ちょうどいいわけだけど。。。
ゆうべは突然の地震で目が覚めました。けっこう大きかった。大丈夫かなぁ。
〈Today Walking :20,691歩〉