「中井蓮池の里」(神奈川県足柄上郡中井町松本290-1)に咲くハス(蓮)の花から。
[カメラ]
Nikin D3s
AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR + Ai AF-S TELECONVERTER TC-14E II、TC-20E III
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
■8/23 シューズ・アクション 〜Stop the killing in GAZA ガザの命を守りたい〜
きのう(8/23)午後4時から港区芝公園の増上寺境内「鐘楼堂」前の広場でおこなわれた「NGO共同 8/23 シューズ・アクション 〜Stop the killing in GAZA ガザの命を守りたい〜」に参加しました。
境内の一角に設けられたのは、白い布とバラの花があしらわれたこの1ヵ月にわたるイスラエル軍の攻撃で破壊されたガザの様子と犠牲になった子どもたちの遺影と祭壇。
最初にマイクを持ったのは、戦場・環境フリージャーナリストの志葉玲さん。ガザ現地を取材してきた様子が生々しく語られました。
志葉玲さんの話のあと、犠牲になった400人を超す子どもたちの名前が地域ごとに一人一人読み上げられ、それに合わせて、参加者が持ち寄った靴がつぎつぎと祭壇の前に供えられていきました。
この場を提供していただいた増上寺の僧侶の方も手を合わせられました。
読み上げられる子どもたちの名前には亡くなった年齢があわせて紹介されます。
3歳、5歳、7歳、10歳、12歳、15歳、17歳、、、、その中には、1週間、10日というものもあり、思わず涙をさそわれました。
どんどん供えられる靴。それは、犠牲になった子どもたちが生きて歩いていたことの証拠として、深い追悼と悲しみが込められたもの。
最後に、この間犠牲になったガザのすべての人たちの名前が書かれた白い紙が祭壇を囲み、深い追悼の祈りが捧げられました。
犠牲になった小さな子どもたちのあどけない笑顔がいたましい。
もっとバレエもしたかったろう、もっとサッカーもしたかったろう、もっと遊び、もっと勉強もしたかったろう。。。その一人一人が大事な人生のはじめだったはずの子どもたち。
集会にはたくさんの方が集まりました。
ことに女性の方や子ども連れの方の姿が目立ちました。
集会の最後に、日本でもガザの子どもたち、ガザのすべての人々のためにこうして祈っているという思いをこめて、世界に向けたメッセージとしてみんなで写真を撮りました。
集会の後、境内の慈雲閣で、パレスチナを取材するフォトジャーナリスト・映画監督の古居みずえさんのガザ現地からの30分にわたる生々しいネット報告会、ガザの人々へのインタビュー動画上映、そして「ぼくたちは見た――ガザ・サムニ家の子どもたち」(古居みずえ監督、86分)の上映会がおこなわれ、ぼくも観に行きました。
映画「ぼくたちは見た――ガザ・サムニ家の子どもたち」は、2008年のイスラエルによるガザ攻撃の跡を取材したものですが、その現地の様子とそこでおこなわれた地獄のような行為には強烈なショックを受けました。
子供たちはブランコで遊んでいるところを爆撃された。
怪我をした子、死んだ子もいた。
「ぼくたちが何をしたっていうんだ」
「ぼくたちはロケットを打ってはいない」
「ぼくたちが何をしたっていうんだ。サウジアラビアみたいな安全なところで遊んだり暮らしたい」
ほんとうに子どもたちが何をしたっていうんだ。
イスラエル軍はある日、突然、平穏なガザの暮らしの中に踏みいってきて、家々を壊し、家具類を外にみんな放りだし、手を上げて出て行った父親を撃ち殺した。
ある日、突然、イスラエル兵がやってきて、家が壊され、お父さんもお母さんも親戚も兄妹も目の前で殺された。
そんなとても信じられない、悪夢のような出来事に、子どもたちの心は痛々しいほどに傷ついている。
イスラエル兵がのこした落書きには「アラブ人にとって良くないことは、ユダヤ人にとって良いことだ」と印されていた。
これは自然災害なんかではない。やっているのは人間だ。
どうしてイスラエルにこんな目にあわせられなくてはならないのか。
どうしてイスラエルはこんなことをしてよいのか。